MAYAの「Grid」について

普段何気なく使っている(であろう)MAYAのグリッド機能についてのメモです。

Gridの見方と設定について

上部メニューの「Display」→「Grid」からオプションメニューを開きます。
すると下記画像のようなメニューが出てきます。

メニューの中の「Size」に注目してみてください。
上から「Length and width」、「Grid lines every」「Subdivisions」と3つの項目があると思います。

「Length and width」

原点から何グリッド分まで表示するかの大きさを設定します。
1なら+-X軸、+-Z軸1グリッドずつ、5なら+-X軸、+-Z軸5グリッドずつ…
下記画像は4に設定した例です。(わかりやすくするため、「Grid lines every」、「Subdivisions」は1にしています)

「Grid lines every」

「Length and width」で設定したグリッドの大きさに対して、何グリッド毎に線を引くかの設定です。
今回は先ほど設定した「Length and width」4に対して、「Grid lines every」は2と設定してみます。
すると「Grid lines every」が1だった上記画像では1グリッドずつ、つまり線が4グリッド引かれていますが、「Grid lines every」を2に設定した下記画像では、2グリッドずつにラインが引かれています。

「Subdivisions」

「Length and width」、「Grid lines every」で設定した値に対して更に追加で何分割するかの設定です。
例えば「Subdivisions」の値を1にした状態で色を青色にしてみると下記画像のように外側1枠だけになります。これは設定した値を1で割っているのでグリッドの数は変わらないということです。

今度は「Subdivisions」の値を2にしてみます。すると下記画像のようにグリッドの数が一気に増えました。これは「Length and width」、「Grid lines every」で設定したグリッドに対して2分割ずつしているので一気に分割数が増えたということです。

「Grid」に関しての説明は以上となりますが、個人的には「Length and width」、「Grid lines every」でグリッドを設定して、「Subdivisions」に関しては1で使用することが多いです。(グリッド数を増やしたかったら基本的には「Grid lines every」を使用するので…)

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