レイアウトの制作~仮エフェクトの作成~

レイアウト作業の最後に仮エフェクトを作成してみましょう!

~ハンドガンのエフェクト作成~

レイアウトの一連の流れを作成できたと思いますが、次はハンドガンを撃った時のマズルフラッシュと硝煙的な仮エフェクトを作成してみましょう!

プロの現場では、アニメーターやレイアウターが後工程のエフェクトやコンポジット作業のための仮エフェクトや仮ライティングなどを行うことがあります。

ですので、今回もそれに倣ってハンドガンの仮エフェクトを作成してみたいと思います。

~マズルフラッシュの作成~

まずはハンドガンが弾を発射した際に生じるマズルフラッシュを作成していきます。

1,フラッシュの形を作成。

新規シーンを開き、ポリゴンプリミティブの「ディスク」を作成します。

「パネル」→「正投影」→「top」でフロントビューにします。

メニューセットを「モデリング」にし、「メッシュの編集」→「トランスフォーム」の右端の四角いオプションボックスをクリックしてください。

オプションボックス内「設定」欄のランダム値を「0.5」にして適用をクリックします。

ツールがオンになり、ビュー上にギズモと青い小さな丸が表示されたと思います。

それをクリックするとギズモが中心に配置されるので、X軸、Z軸のスケール値を調整してアウトラインが鋸刃のような形を作成します。

これで基本の形を作成できました。

2,マテリアルの設定

「ハイパーシェード」を開いてマテリアルを設定します。

Lambert シェーダからマテリアルを作成し、名前を「muzzle_flash」に変更します。

「Common Material Properties」を以下に設定します。

  • Color 黄色
  • Ambient Color バーを一番右側へ
  • Incandescence Colorと同じ色に設定し、バーを一番右側へ

最後にオブジェクト上で右クリックを長押しし、出てきたパイメニューの一番下「既存のマテリアルの割り当て」から「muzzle_flash」を選択してマテリアルを割り当てます。

これでマズルフラッシュの仮エフェクトは完成です。「muzzle_flash」としてMAYAデータを保存しておきましょう。

~硝煙の作成~

1,スフィアの作成。

次に硝煙の仮エフェクトを作成していきます。シーンを開き、ポリゴンプリミティブのスフィアを作成します。
チャンネルボックスの入力→「polySphere1」をクリックして、「軸の分割数」を「15」、「高さの分割数」を「10」にします。

次にスフィアの形を整えます。ビューを右面ビューに変更して、スフィアの上で右クリック長押しし、フェースモードにした状態でスフィアの下半分を削除します。

全体を選択した後、「Dキー」を押してピボット編集モードにします。

その後「Vキー」を押しっぱなしにして、Y軸を原点まで持っていきます。
「Rキー」を押して 

2,頂点カラーの適用。

頂点モードにして、外側の頂点をグルっと一周選択し、「Shift + 右クリック長押し」で出てきたパイメニューの中から「カラーの適用」のオプションボックスを開きます。

オプションボックス内のアルファ値を「0」にして適用します。するとオブジェクトの一番外側が透明になります。

同じ要領で中央部分の頂点にも頂点カラーを設定してドーナツ状のオブジェクトを作成します。

3,マテリアル、アトリビュートの編集。

「3」番キーを押してスムース表示にし、アトリビュートエディタ内の「メッシュ コンポーネントディスプレイ」内のマテリアルブレンドを「乗算」に変更して下さい。

「ハイパーシェード」を開いてマテリアルを設定します。今回は「handgun_smoke」という名前でマテリアルを作成しました。

これで下準備は終了です。「handgun_smok」としてMAYAデータを保存しておきましょう。

次は2つのエフェクトをシーンに読み込んで調整していきます。

~エフェクトのアニメーション作成~

1,仮エフェクトの読み込み

c002のレイアウトを開き、ファイル→読み込みから作成した仮エフェクトのデータを読み込みます。

エフェクトを読み込んだら銃弾を発射するタイミングのフレームに合わせてエフェクトを配置します。(サイズが合わない場合はスケールなどで調整を行いましょう)

2,仮エフェクトの調整

エフェクトを配置したら、スケールとマテリアルのアトリビュートでエフェクトを調整していきます。

「マズルフラッシュ」

銃弾を発射する1フレーム前でスケールの値を「0」にしてキーを打ちます。次に銃弾を発射するフレームでスケールの値を大きくしてエフェクトを出現させます。更に1フレーム後でまたスケールの値を「0」にしてフラッシュを終わらせます。

「硝煙」

「マズルフラッシュ」同様、銃弾を発射する1フレーム前でスケールの値を「0」にしてキーを打ちます。次に銃弾を発射するフレームでスケールの値を大きくしてエフェクトを出現させます。※ここまでは同じです。

硝煙の場合は、スケールでエフェクトを出現させた後、最終フレームまで緩やかにスケールをかけ続けます。

下記動画の感じです。

しかしこれだけでは硝煙のエフェクトがいつまでも残ってしますので、最終的に消えるように調整を行いたいと思います。

ハイパーシェードを開き、仮エフェクト作成時に作成した「handgun_smoke」を選択します。

エフェクトを出現させるフレームにタイムスライダのバーを合わせ、「Transparency」にキーを打ちます。
※「Transparency」の文字の上で右クリックすると「キーの設定」が出てきます。

最終フレームで「Transparency」のバーを一番右側にしてキーを打ち、エフェクトが緩やかに消えるようにします。

スケールのの大きさ等微調整して最終的に下記のようになりました。

これでハンドガンの仮エフェクトの作成は終了です!

実践的なワークフローとして今回は仮エフェクト作成の体験をしてもらいました。

作風やそのカットの演出意図などにより、同じような場面であってもエフェクトは作成する時としない時があるので、実際には演出打ち合わせなどの時に確認し、必要なものだけ作成するのが良いと思います。

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